亡き夫への恋慕と縄に絡め取られる愉悦に翻弄される未亡人。絡みつく縄、蛇淫のごとく責め立てる義父。縄だけが二人の合言葉。新婚の玲は夫と幸せに暮らしていたのだが、たった一年で夫は帰らぬ人に…。放浪癖のある義父は、夫の葬儀にすら姿を見せない。喪服を脱がずに帰りを待っていた玲は、突然帰宅した義父に香典泥棒と間違われ縛られてしまう。この瞬間から縄に捕われた玲と義父の歪んだ関係がはじまるのだった…。


『義父と喪服嫁』 哀しみの訓育遊戯 青木玲


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