さえない作家宅で飼われているメス猫は、無類のオス(男)好き。ただし、飼い主のことは「ブタ野郎」と馬鹿にしている。不精な飼い主からは、まだ名前さえ付けてもらっていない。そんなメス猫だったが、飼い主の友人で編集担当の南田には淡い恋心を寄せて…もとい、動物的な魅力を感じていた(笑)。発情期に入り、南田との種族の壁を超えた恋愛(生殖本能)にますますメス心を悩ませるメス猫。夢の中では南田との道ならぬ恋を妄想し、留守を頼まれれば張り切って空き巣を撃退したりする。そんなある日、南田が彼女にフラれたと作家宅へ相談に来る。縁側で猫を抱きながら「お前が人間ならいいのに…」とつぶやく南田。千載一遇のチャンスが訪れるメス猫。その奇妙な恋の行方やいかに…?


もしも波多野結衣がビッチで発情中のネコだったら


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