十数年前、西アジアS国のテロ組織「アジアンステイト」、世界中から若い女を誘拐して自爆要員又は奴隷として調教を施した。そしてその中に2人の日本人の少女がいた。美貌の女捜査官神山警部補をまんまと罠に嵌め捕獲したのは…マルキ・ド・サドを信奉しその思想を体現すべく邪悪の限りを尽くす謎のカルト集団だった。運命の再会を果たした2人の女、だが過酷な過去は2人を善と悪そしてSとMという両極に引き裂いていた。


サド侯爵の女 NANAあるいは奴隷の記憶


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