『ふたりで何処か遠くへ行って暮らそうか?』人を信じられない義父が言った。嫁が聞き返すと、義父は冗談だと悪戯っぽく笑った。義父は財産を親族に狙われ、心を閉じた。嫁は幼い頃に父を亡くし、義父のような年上の男性に憧れを抱いていた。義父を献身的に介護する嫁。その態度に心打たれた義父。二人が男と女になるのに時間は必要なかった。重なる身体、舌と舌。お互いに唾液を味わい絶頂に達する…


禁断介護 結城みさ


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