都会の冷めた人間関係、冷たい空気がどうしても肌に合わない青年、二郎。この広い東京で、彼ほど実直で不器用な男はいない。ジーンズに革ジャン、頭には赤いバンダナをしめて、喧騒を闊歩する姿は、周囲も彼を受け付けないほどの異彩を放つ。そんな二郎は、都会に無い何かを求め、バイクに跨りひとりさすらう。山道で野宿し、焚き火で淹れたコーヒーをすすり、行きずりの宿の中年女将とお互いの肉体をむさぼり合う姿は、まさに野生の狼そのもの。(2012年制作・日本)(C) 2012 アートポート


青春H2 狼の生活


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